Glossyー東京大学での軌跡ー

凡人東大生による素朴なブログ

東大世界史の大論述の書き方を簡単にまとめる

 

 

 

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どうもオンです。今回は大論述についてですが、夏休みといえどサークル等でそこまで時間が取れず、記事の更新が中々出来てないので、東大実戦の前にリクエストにあった僕の大論述の書き方だけパターンごとにざっくり書いていこうと思います。

 

時間の使い方とかメモのとり方とかは前回の記事に書いたので、他の問題も基本的にはそのようにやってください。

 

 

glossyon.hatenadiary.com

 

これですね。

 

 

それでは早速パターンごとに書いていきます。

 

 

〇同時代の横

 

・地図は書いても書かなくてもいい(イメージしやすいなら書いて良いが、ぶっちゃけ書かなくても変わらない気がする)。

 

・どの地域から書くかはパターン化しない、問題ごとに判断する。

 

・構成メモは僕は地図はそんな書かなかったので地域ごとに。例えば東アジア、西アジア、ヨーロッパみたいな括りで。

 

・僕は世紀覚えていなかったので世紀指定されると辛かったけど、そういう時は王朝や教科書の章や、もっと言えばあの辺だなという感覚を頼りにしていた。

 

 

 

〇比較

 

・出来る限り完全対比(例えば、ヨーロッパでラテン語を入れるなら中国では漢字を入れるみたいに要素ごとに比較対象の両方に入れる)させることを試みるが、それが自分の知識で不可能な場合は無理に拘らない。

 

・構成メモは2地域を横に並べて書く、その際完全対比を意識して、文字なら文字の段、貨幣なら貨幣の段というように段ごとに書く。

 

・実際に書く際は要素ごとに比較対象の両方を書いていくのではなく、比較対象の片方→もう一方というように書いていく場合が多い。この際に各順番とかで完全対比が意識できるといいが、無理はしない。

 

比較は完全対比ということを意識しつつも、それが自分の知識で不可能なら無理しないというのが、やはり重要だと思います。予備校講師の方には自分の知識量をひけらかすがごとく、比較は完全対比が原則だから片方でこれを言ったならもう一方ではこれ(一般的な受験生が誰も知らないような知識)を入れなきゃね〜と解説する方もいますが、それはどうなんでしょうかね。

 

 

〇その他の問題

 

東大ではあんまパターン化出来る問題の方が少ないので、ここでまとめて書こうと思います。ですが、

 

・大原則は問題の要求に徹底的に従うこと!!

 

 

結局のところこれに尽きると思います。

 

分かりづらいかも知れないので過去問の例を幾つか挙げます。

 

 

・オランダの過去問で要求されているのはオランダ及びオランダ人が果たした"役割"であり、単なるオランダ史ではない(予備校や赤本の解答はオランダ史に終始しているものが目立つ)。

 

・中仏交流と啓蒙思想の過去問でのメインの問は"啓蒙思想の意義"である。指定語句がその背景に固まってるからといえ、それをメインにしてはならない(東大が罠を仕掛けている、難問の一つ。予備校や赤本は背景に終始していて啓蒙思想の意義を殆ど書いていない)。

 

・女性史の問題は"具体的に"書くこと。指定語句をちゃんと処理して書くべきことをちゃんと書いて、後は女性の名前とその活動を羅列すればかなりの高得点だったはず(僕が現役で落ちた要因の一つ、ただ資料集のコラム的な知識が要求されて個人的には東大世界史で一番嫌いな問題。まあこれで落ちたからなんだけど、笑)

 

イベリア半島史の問題は問題の要求では単なる同地域の歴史だが、文化・民族、ヨーロッパやアフリカの勢力の影響を含む広い視野の元で眺めるとあるので、単なる政治史に終始しない(一部予備校や赤本の答案にそういったものがある)。

 

 

 

具体例を挙げて言うとこういうことです。問題作成者は受験生に何を答えて欲しいのだろうかということを忖度するのが大切ですね。これは具体例を通じて慣れていってくだい。

 

 

個人的には東大地歴は実力のある予備校講師を利用するのが一番早いと思います。東大文系の中で地歴が一番予備校講師が役立つと思います。よって親の援助が見込める受験生は、東大教室だったり、東大特進だったりを積極的に利用しましょう。

 

予備校が使えない方は世界しなら、世界史教室やその管理人が書いた世界史論述練習帳newとかを使いましょう。僕が知ってる論述の書き方の参考になる本やサイトはこれだけですが、まあ他にも探せばある筈です。

 

ただ、解答の書き方は全てを鵜呑みにするのではなく、ある程度批判的な目も持って解説を聞いたり読んだりしましょう。その批判的な目、つまりどんな解答が問題の要求に答えているか、というのがそのまま自分の大論述の能力に直結します。

 

 

それでは今回はこんな感じで!

 

 

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