Glossyー東京大学での軌跡ー

凡人東大生による素朴なブログ

速読英単語帳 系の参考書の使い方

 

 

 

 

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こんにちは~、オンです。今回は質問箱に質問が多かった僕の速読英単語帳(速単)系参考書の使用法について書いていきたいと思います。

 

速単系参考書で具体的に僕が使っていたのは、速読英単語帳必修編・上級編(使用時期・高1~高2)、速読英熟語(高1)、テーマ別英単語ACADEMICシリーズ5冊(高3~浪人期のラスト)、速読速聴英単語ADVANCED(高3~浪人期のラスト)です。ここに挙がっている参考書以外だとリンガメタリカとかも該当するでしょう。これら速単系の参考書は僕の英語の勉強においてつねにメインではなく電車内や通学途中でやるといったサブに位置付けられていましたが、これを毎日欠かさずやることによって英語の速読力や聴解力が格段に上がりTLP獲得に大きく貢献したことは間違いないです。今回は僕が速単系の参考書を使用する際の具体的な方法をシチュエーションごとに何個か紹介していきたいと思います。

 

基本的には速単系の単語帳は、端的に言うと英語に慣れるためにかなーりアバウトに使っていました。

 

 


① 参考書を買った直後

 

参考書を買った直後はまだ本文を全く把握できていないのでまずは単語の意味を把握したり日本語訳を読んだり英文を黙読して構文や内容をどんどん把握していきました。僕は速単系の参考書は新しい文章を読むためのものではなく、何回も同じ文章を繰り返し繰り返し読んだり聴いたりすることで英語に慣れるということを目標にやってました。そのため、英文を頭から読むというよりは最初から日本語訳を読んで内容を頭に入れてそのあとに内容を知っている英文を読んでいました。ぶっちゃけ最初は日本語訳から入らないと、例えばテーマ別英単語ACADEMICのような内容がそもそも難しいorなじみがない参考書は例え単語が分かったとしても意味が分からなくて詰みます。いきなり日本語訳を読むことは人によっては初見の文章を読む機会を減らすという意味で抵抗があるかもしれませんが、僕はそれ以上に今後の既知の文章の高速多読により得られるものが大きいと考えていたので騙されたと思ってやってみてください。

 

 

② 電車内など


僕の速単系参考書のメインフィールドは電車内でした。必要なものは速単系参考書・イヤホン・話速変換機能付きの音楽再生プレイヤー(僕はiPhoneNHK出版の語学プレイヤーというアプリを入れてました)です。使用法としては、慣れてない頃は音声はやや遅めでもかまいませんが、基本的には1.5倍速から2倍速でずっと流しっぱなしにし、買ったばかりの時や理解が足りてない文章を読む際には日本語訳を、慣れてきて文章の内容を把握できた場合は英文部分を、音声の速度に合わせて読みましょう。“音声の速度に合わせて”というのが重要で、これにより英文を早く読む・聴く能力が鍛えられると共に、英文もしくは日本語訳を(流し読みでもいいから)強制的に把握しようとしなければならなくなります。強制的に把握しようとしなければならなくなるとは日本語として変な感じがしますが感覚的にこれが一番適切な表現です。電車内での勉強は自習室やカフェと比較して雑音・揺れ・近接した他者の存在などにより何かと集中が削がれがちになりますよね。この状況下で今言った勉強法でやると、視覚・聴覚の二つがなにかとうるさい外部から遮断され、しかも英文は流れるような速さで再生され続けます。そうすれば受験生はどうせ勉強以外にスマホを使うとなるとどこかしらに後ろめたさが感じられるだろうから勉強をやるしかないというのもあり、今流れ続けている英文を把握し続けなければならない・把握するほかにやることがないという心情になるはずです。つまり電車内で速単系参考書をやる理由は、単に英文を読み聴きするためというだけではなく、なにかと集中できない電車内において最も集中できる部類にある勉強をある程度の強制力をもって行えるためというのもあるのです。

 

これはうるさい休み時間(河合本郷の休み時間は動物園並み!)に一人で黙々と勉強する際にも応用できると思います。普通に音楽を流しながら勉強してもいいのですが、それだと勉強に関係のない新情報が新たに脳にインプットされ続けるため自分の経験上もフルに集中できるとは言い難いですが、英文をCD聴きながら読むというのは周りの音声を遮断する手段が英文という勉強に関係のあるものなので、周りを気にせず集中しやすいと思います。

 

僕は通学時間も速単系参考書をずっと聴いてました。勉強に死ぬほどやる気があった高1のときは歩いてる途中も参考書から目を離さなかったのですが、それはさすがに危なすぎると気づいてからは普通に音声だけガンガン流してました。

 

 

③在宅中

 

在宅中は周りを気にせずできるため上の電車内での勉強に加えて音読もしましょう。流れてくる英文に遅れて自分で音読するいわゆるシャドーイングというやつです。ただし僕は一般的なシャドーイングとは異なり参考書はちゃんと手で持って目で英文を追ってやってました。一般的なシャドーイングは音声だけ流れててそれを何も見ずに発話するというものらしいですがこれって難易度高すぎませんかね?受験期の僕は何百回も読んで慣れ切ってる英文でも音声だけの後に従って発話とかはできませんでした。今は受験期より普通に英語力落ちてるんで当然できません(早く上げなければ....)。

 

ちなみにこの在宅中のシャドーイングはリハビリに最適です。というのも、僕は高3の夏から浪人期にかけて殆どまともに英語の勉強をしてきませんでした。よく合格体験記とか受験勉強について解説しているサイトやブログには毎日新しい英文に触れるのが大切だとあって、僕もそれを守ろう守ろうと思ってはいたのですが、普通に地歴と数学が忙しくて全然そんな時間は取れず、また僕は受験期に何度かそれなりに長期の抑うつエピソードを経験しておりその時期は本当に勉強を放棄していたので(抑うつエピソードの特徴としてモチベーションの減少とともに今までは興味を抱いて楽しめていたことへの意欲が消失する)、毎日英文に触れるどころか何日も英文に触れないといった先述の受験勉強の解説者たちからしたら論外といわれそうなことを平気でやってのけていました。

 

そんな中でも英語を勉強しなければならないタイミングが来るわけで、それが東大模試や東大入試本番の直前という訳なのですよ。さすがに何日も英文を読んでないさび付いた頭であの東大英語は解けないだろうと僕は考えていたので、本番の前に家でひたすら英文を読みながらシャドーイングをしてました。ひたすらがどの程度なのかというと、テーマ別英単語の初級と文系版の中級と上級をそれぞれ一周するくらいです。どのくらいの量なのかわからないと思うので受験生は暇なときにでもやってみてください。よく英文を何words読みましょうとか言ってくる高校教師とかネット上の解説者がいたり、市販の参考書でもやっておきたい長文シリーズとかはword数を強調してきたりしてますが、そんなのがどうでもよくなるくらいの気の遠くなる量です。多分何時間もぶっ通しで英文を聴きながら音読することになります。こんだけの英文を一度に目から耳からインプットして口でアウトプットを続けるとさすがに英語に全く触れてこなかった頭も回復し、東大英語への臨戦態勢も出来上がります。まあこれでも研究室に属してる大学生や院生が一度に読む論文の量とかに比べたらカスみたいなもんなのでしょう。まあ将来英文は死ぬほど読まされるだろうから、受験生のうちにやっておいたほうがいいということです。

 

技術的な話になりますが、必ず発音はネイティブスピーカーを真似て、内容は意識をすれば英文のままでも日本語訳をした形でもどっちでも入れられるようにしてやりましょう。音読をする際にネイティブっぽくやるというのは当たり前です。英語を英語のまま読むというのはよく強調されるしこれは絶対にできるようにしないといけないのですが、普通に自然な日本語に直して把握する能力も大切です。これは東大英語に和訳問題があるからとか言った単純な理由ではなく、普通の受験生は英語より日本語の方が断然慣れ親しんでるでしょうし、だったら慣れ親しんだ言語で把握できるほうがより深く正確にその文章を理解できると思うからです。

 

技術的なことはまた思いついたら書くことにします。僕にとってシャドーイングは完全に手続き的記憶なのでなかなか言語化するのが困難なんですよ(自転車の乗り方を説明しがたいのと同じで)。

 

 

 

④試験会場

 

英語という科目は受験科目の中で最も慣れが勝負を左右するというのは今更強調しなくてもわかると思います。それならば試験会場で英語の時間の前に大量の英文をインプットして英文に慣れておく必要性もわかると思います。試験前に十分にこなれた頭を作っていた場合とそうではない場合で試験の”入り”のスムーズさが全然違うというのは多くの人が経験則的に分かってると思います。しかし僕が2月26日の13時頃に見た周りの受験生の多くは違いました。友人と談笑していたり、スマホを眺めていたり、机に伏せていたり、単語帳(だいたい鉄壁)をただただ眺めていたり。ということは、どうやらここは差をつけられる要素みたいです。試験前に、東大の休み時間は長いのでそれこそ語数でいえば5,000words近くの英文を読み・聴いた者と何もしなかった者の差は歴然としてるでしょう。

 

 

本当に最後の最後まで気を抜かないほうがいいという例ですね。

 

 

僕のブログの読者さんが受験される際は是非英語の時間の前に大量の英文をインプットしてから勝負に臨んで下さいね。勉強法は②と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

僕が速単系参考書を使っていたシチュエーションとそれに応じた勉強法は大きく分けて上の4つになると思います。この記事を読んで分からないことやまだ聞いておきたいことがあればまた気軽に質問して下さいね(^^)

 

 

 

それでは今回はここまで!

 

 

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