Glossyー東京大学での軌跡ー

大学生活を通じて色々成長したい凡人東大生による素朴なブログ

僕の東大地歴の勉強法 (日本史・世界史選択)

 

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こんにちは〜、オンです。

 

 

今回は地歴の勉強法です。

 

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この質問への回答ですね。

 

 

 

地歴は現役時は日本史34世界史38で72点、浪人時は日本史43世界史45で88点と、浪人時はそれなりに高得点だけど、見る人が見ればそんな大した事ないなという点を取りました。しかしまあ、普通に1年間でそこそこ伸びたし、僕の以前のブログを読んでくれていた方はわかると思いますが、昨年度の秋の駿台東大実戦模試の世界史・直前の学研東大教室の日本史テストゼミでそれぞれ全国1位を取ったので、僕の勉強法でも参考にしたい人がそれなりにはいるのでは無いかなと思います。受験期の間は僕の中で地歴は英語以上の得意科目という認識で、また最も好きな科目でもありました(本当は二科目とも50点を狙ってた)。

 

 

東大模試では上手くいったけど本番微妙なやつはどんな勉強してたのかというサンプルにもなるかも知れません()。

 

 

 

私観ですが、東大地歴という科目は東大文系入試において最も予備校が必要な科目だと思います。殆ど完全独学だった英語とは真逆ですね。まず東大の地歴は問題形式がかなり特殊ですし、問われている内容も特に日本史において特殊です。この文脈における特殊とは普通に教科書や学校の授業で勉強していたら解く・知ることができないという意味です。内容的には教科書の記述の背景や行間や記述を覆っている部分にあるものを読み取れるようにならなければならないのです。

また、論述問題をきちんと解答するには論述問題を解く"作法"と言ってよいものを習得する必要があります。問題で問われているものは歴史の流れなのか、事項の説明なのか、因果や背景なのか、文章要約なのか、比較なのか、意義なのか、具体例の羅列なのか、この違いによって解答する方針は変わります。

これらを読み取る・習得するためには東大入試を熟知した講師に教わる必要があると思います。

 

 

そのため、地歴だけでも予備校に通うことをオススメします。東大で意外と認知度が低いので驚きましたが、僕が想定している講師は日本史は学研の野島先生、世界史は東大特進の荒巻先生か河合塾の坂本先生です。学研と東大特進は映像授業が受けられるので地理的に授業を行っている場所が遠い方でもある程度は問題にならないはずです。親が許してくれないなどの理由で予備校に通えない方はごめんなさい、ネットの情報や学校の先生をなんとかして頼って下さい。力不足で申し訳無いですが、僕には予備校に通わずに東大の地歴で高得点を取れるようになるルートが見えません。ただ、予備校に通わずに地歴90点以上の例は僕自身が確認しているので不可能では無いと思います。

 

 

それでは勉強法についてです。受験期のブログに書きましたが、僕は少なくとも東大の歴史において、その勉強は次の四つに分かれると思っています。

①各時代の大状況・本質や、教科書の記述の背景・因果などをしっかり理解する

②テキストの暗記を通じて解答に使えるフレーズを蓄積する

③論述問題の型ごとに解き方を体得する(問題の要求を徹底的に守る練習をする)

④実際に試験時間内で答案を書けるように問題を前にして時間を計って演習する

 

 

まあ言われてみれば当たり前というか、皆意識してようがしてまいがこれらの四つの段階を受験期の間に通ると思います。ただ、この四つのバランスに関しては失敗している人も多いのでは無いでしょうか。例えば現役時の僕は④の実戦の勉強が不足しており、本番では分かっているけど何度も書き直したりだとか、時間配分が下手くそだったりとかいう準備不足をかましました。

 

 

①と③は前述のように予備校講師の担当だと僕は思っています。これを鍛えられる参考書は優秀な予備校講師が書いた参考書でしょうか。僕の知る範囲だと、世界の①は荒巻先生の世界史見取り図とか、③は中臣先生世界史論述練習帳newでしょうか。後は①はマンガがオススメですね。日本史は野島先生に頼りきりだったのでわかりませんごめんなさい。野島先生のは東大教室が①と③の一部を、映像授業の東大日本史が主に③を扱っていた筈です。

 

独学の方へ向けてなら、①はなぜこの出来事が起きたのか、この出来事は他のことにどういう影響をもたらしたか、全世界規模で考えてこの時代の特徴は何かなどを考えると良いと思います。③は論述問題が問題文で要求していることだけを書く意識を持って練習すると良いと思います。僕は18年の女性史は「具体的に」の要求に従いきれずに落ちました。

 

 

②は地歴が暗記科目と言われる所以です。自分が自由自在に使えるフレーズが蓄積されてないと、日本史の要約問題を除きそもそも勝負の舞台に上がれません。僕のオススメは遠回りなようですが基本書を一冊決めて、その(少なくとも本文レベルの)記述を丸暗記することです。僕は世界史は山川の詳説世界史を、日本史は野島先生の詳説日本史ガイドブックを使用していました。世界史は一問一答の問題文とかでも代用可能だと思いますが、日本史はなるべくガイドブックか教科書を使いましょう。僕は全て黙読を何度も何度も繰り返すことで頭に叩き込みました。これは音読なり書くなり自分の好きなように暗記して下さい。

 

 

④は超大事です!現役時代はこれが徹底できていなかったため本来地歴で埋められただろう6点差を埋められず落ちました。

解答順などの時間配分は勿論、字数の感覚、①〜③の実戦での用い方、文章の要素の繋がりの良い配置の仕方などは全て実際に論述問題を書く中で身につけられると思います。

出来れば150分時間を計って過去問を解ければ良いのですが、時間が掛かりすぎるので練習の際は日本史70分、世界史70分などというように別々に解くと良いと思います。

因みに僕の浪人時の150分の時間配分は、

世界史第3問(5〜10分)→世界史第2問(15〜20分)→世界史第1問(45〜55分)→日本史解きやすそうな順に解く(60分程度)→見直し

でしたが、本番は順調に進みすぎて40分余りました。

 

個人的には世界史第1問を途中で解くことがオススメです。試験時間が残り僅かという状況下で焦りながら解く問題はどうしても雑になりがちなため、世界史の大論を雑に書くくらいなら日本史はどうせ1問は難しいの出るしそっちを雑に書こうと思っていたからです。

 

 

 

今回はこんな感じで〜!質問者様のような現役生は焦らず①と②を積み上げて夏辺りから③をやっていくと良いと思います!取り敢えず夏休みが終わるまでは英数に大部分の時間を割いてしっかり仕上げましょう!どっちかに欠陥が残ると今後の受験生活で苦労します。

 

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